就学相談で「特別支援学校」を選んだ理由を正直に書く
「この子はどの学校に行けばいいのか。」
長男が年長になった頃から、そのことをずっと考えていました。
就学相談は年長の秋ごろ
指宿市が主催する就学相談会に参加したのは、長男が年長の頃です。
市全体で一斉に実施される形式で、教育委員会の担当者から学校の種類や選び方の説明を受けました。
選択肢は大きく3つ。
- 通常学級(地域の小学校)
- 特別支援学級(地域の小学校内に設置)
- 特別支援学校
どれが正解かは分からない。でも、後悔したくなかった。
だから、できる限り自分の目で確かめようと決めました。
「支援学級を見れば、学校の本気度がわかる」
弟が小学校の先生をしています。
相談したときに言われた言葉がこれです。
支援学級を見れば、学校が力を入れているかどうかわかる。
この言葉が刺さって、地域の小学校を見学するときは支援学級を重点的にチェックしました。
教室の雰囲気、掲示物のつくり込み、先生の動き方。一目で伝わってくるものが確かにありました。学校によって、差があります。
見学を重ねながら、「特別支援学校も必ず見てから決めよう」と思い、特別支援学校の見学にも足を運びました。
特別支援学校を選んだ理由
最終的に特別支援学校を選んだのは、長男の状態を冷静に見つめ直したからです。
当時の長男をそのまま書きます。
- 排泄をひとりでできない
- 食事の好き嫌いがとても多い
- コミュニケーションが難しい(○×での意思表示も、まだ難しい時期でした)
地域の小学校の支援学級は、担任1〜2人が複数の子どもを同時にみる形が基本です。生活面のサポートをしっかり受けられる環境が必要な長男には、特別支援学校の方が合っていると判断しました。
「通常の学校に行かせたい」という気持ちがなかったわけではありません。でも、子どもの今の姿を基準に考えたとき、答えは自然に見えてきました。
入ってみてわかった「手厚さ」のリアル
特別支援学校に自分自身が通ったことはない。正直、どんな環境か不安でした。
入学してみて、その手厚さに驚きました。
クラスは5〜6人。担任が2人いて、さらに補助の先生が1人つきます。計3人の大人が、少人数クラスを一緒に見てくれる環境です。
学級担任だけでなく、教頭先生も時々クラスに顔を出してくれます。学校全体で子どもたちを見守ってくれている感覚がありました😊
給食の先生も工夫してくれています。長男は偏食がひどくて、スープをひとなめして終わることもあります。それでも、いろんな味に触れてほしいと、手の込んだメニューを用意してくれています。食べる量は少なくても、毎日いろんな食材と出会えているのが嬉しいです。
結論:選んで正解でした
就学先の選択に、絶対の正解はないと思っています。
ただ、今の長男の様子を見ていると、特別支援学校を選んでよかったと感じています。先生たちのサポート、友達との関わり、毎日の給食。安心して通えている姿がそれを証明してくれています。
迷っている方にひとつだけ伝えるとしたら、「実際に学校を見に行くこと」です。
弟から聞いたあの言葉を、今でも大切にしています。
支援学級を見れば、学校の本気度はわかる。
資料やネットの情報だけでは見えないものが、現場には必ずあります。足を運んだ分だけ、納得した選択ができます。ぜひ、自分の目で確かめてみてください。