個別の教育支援計画、AIに手伝ってもらったら想像以上だった話
小学校から一枚の書類を渡された。
「個別の教育支援計画」
…なにそれ。
正直、最初は読む気もしなかった。専門用語が並ぶ表に、医療・福祉・労働・教育・家庭・地域社会の欄。記入例もない。どう書けばいいのか、何を書けばいいのかすら分からない。
でも、提出しなきゃいけない。
「よし、AIに投げてみよう」
そもそも個別の教育支援計画ってなに?
特別な支援が必要な子どもに関わる機関(学校・医療・福祉・家庭)が、情報を共有して連携するための計画書だ。
ざっくり言うと、うちの子にどんなサポートが必要か、関係者全員で把握しておくための書類のことだ。
書くのは保護者。でも書き方なんて教わらない。そのまま渡されて「記入してください」で終わり。
渡された紙はこんな感じ
学校から渡されたのはA4横向きの表。5列・8行ぐらいのシンプルな様式。
でもシンプルすぎて逆に何を書けばいいか分からない。
- 医療欄: 何を書く?かかりつけ医?既往歴?
- 福祉欄: デイサービスのこと?支援員の名前?
- 地域社会欄: え、子ども会も書くの?
途方に暮れてスマホをポチった。
Claude(AI)に頼んでみた
写真を撮って、Claudeに「ワードで作りたいので内容を作成してほしい」と投げた。
すると「必要な情報があれば質問します」と返ってきた。
そこからAIとのやりとりで記入内容を整理していく流れになった。実際のやりとりはこんな感じ。
- 家庭での困り感を伝える → AIが「家庭欄のニーズ」「具体的支援内容」に整理して提案
- 放課後デイの支援計画の写真を追加で送る → 福祉欄の支援内容を自動で反映
- 「担当機関の電話番号を調べて」と依頼 → ウェブ検索して学校・デイサービスのTELを取得・記入
- 「1ページに収まるか?」と確認 → フォントや余白を自動調整して1ページに圧縮
途中で子どもの既往歴(熱性けいれんで入院したこと)も伝えたら、医療欄に分かりやすくまとめてくれた。
驚いたのはここ
ウェブで電話番号を調べてそのまま書類に入れてくれる
これが地味にすごかった。
自分でやると「学校の電話番号を検索→コピー→Wordを開いて貼り付け」という手順が必要だ。AIはそれを一気にやってくれる。 しかも複数の施設を同時に調べて、担当者名と並べて整形してくれる。
最終的にできたもの
家族のそばで、AIと対話しながら書類を完成させた
A4横1枚にまとまった、きちんとした書類。
| 欄 | 記載内容 |
|---|---|
| 医療 | 既往歴と現在の状況 |
| 福祉 | 利用中のデイサービス2か所、担当者名、TEL |
| 教育 | 自立活動の重点区分、配慮事項 |
| 家庭 | 困り感と家庭での取り組み |
| 地域社会 | デイ+地域の子ども会との関わり |
| 支援目標 | 短期・長期に分けて記載 |
所要時間はトータル1〜2時間。
一人で向き合っていたら、どこから手をつければいいかすら分からず、何日もかかっていたと思う。
子育て×AIは「ズル」じゃない
「AIに頼るのはどうなんだろう」と思う人もいるかもしれない。
でも考えてほしい。
書類の質を上げることが目的であって、手書きすることが目的じゃない。
支援計画は「関係者全員が子どもの状況を正確に把握するための書類」だ。情報が整理されていて、読みやすければ読みやすいほど、子どものためになる。
AIが整理・提案してくれた内容に対して、「これは違う」「こっちの言い方がいい」と親が判断していく作業は、しっかり自分でやっている。むしろ自分の思いを言語化する作業を手伝ってもらっている感覚だ。
まとめ
- 個別の教育支援計画は「書き方が分からない」まま渡される
- AIに写真を渡して対話しながら進めると整理しやすい
- 電話番号の検索→記入まで一気にやってくれる
- 1〜2時間でA4横1枚のWordファイルが完成した
子育て中の書類仕事、AI活用は普通に「アリ」だと思う。
次は学校に提出して、先生とどんな話になるか追記する予定。
※この記事の子ども・施設名等はフィクションです。