【保存版】療育手帳の取得後にやる手続きチェックリスト
療育手帳を取ったあと、こう思いませんでしたか。
「で、結局どこで何を申請すればいいの?」
我が家がまさにこれでした。手帳を取ったあと、いざ各種手続きをしようとしたら——これは保健センター、こっちは県税事務所、その次は警察署。窓口がバラバラで、どこに何を持っていけばいいのか整理するだけで、ぐったり疲れました。
職員さんはどこもみんな親切でした。でも「全体像を1枚で見せてくれる地図」がなかったんです。
そこでこの記事では、療育手帳を取得した「あと」にやる手続きを、チェックリストにまとめました。 「お金」「税金」「移動」「固定費」の4つに分けてあるので、自分に関係あるところから潰していけます😊
⚠️ 大事な前提:制度・窓口・対象等級は自治体や都道府県でかなり差があります。この記事は「窓口の目安」です。実際の手続きは、必ずお住まいの自治体の窓口で確認してください。各項目に確認ポイントも書いておきます。
(まだ取得していない方へ)
この記事は「取得後」の手続きが中心です。これから療育手帳を取る方は、まず取り方から確認するとスムーズです。
療育手帳の取り方と判定基準【A判定・B判定の違いを実体験で解説】
💰 1.「お金がもらえる」手続き
まずは手当・助成から。ここは申請しないと1円ももらえないので、最優先です。
☐ 特別児童扶養手当
- 窓口の目安:市区町村の福祉担当課
- 必要なもの(目安):療育手帳、診断書(手帳で省略可の場合あり)、振込口座、マイナンバー、印鑑
- ひとことメモ:2026年度は1級が月58,450円、2級が月38,930円。所得制限あり。受給後も毎年8月の「現況届」提出を忘れずに(出さないと支給が止まります)
☐ 障害児福祉手当
- 窓口の目安:市区町村の福祉担当課
- 必要なもの(目安):療育手帳、診断書、振込口座、マイナンバー
- ひとことメモ:月16,560円(2026年度)。重度(常時介護が必要な状態)が対象で、特別児童扶養手当との併給も可能。所得制限あり
☐ 医療費の助成(重度心身障害者医療費助成 など)
- 窓口の目安:市区町村
- 必要なもの(目安):療育手帳、健康保険証、振込口座
- ひとことメモ:対象となる等級が自治体でかなり違います。「うちの子は対象?」をまず窓口で確認を
🧾 2.「税金が軽くなる」手続き
☐ 自動車税(種別割)の減免
- 窓口の目安:県税事務所/自動車税管理事務所(市区町村ではありません)
- 必要なもの(目安):療育手帳、自動車検査証、運転免許証(生計を同じくする方が運転する場合)、減免申請書
- ひとことメモ:多くの県で療育手帳「A」判定が対象(自治体差あり)。減免は1台のみで、納期限前の申請が必要です。期限を逃すと翌年扱いになることも
☐ 所得税・住民税の障害者控除
- 窓口の目安:勤務先の年末調整、または確定申告
- 必要なもの(目安):療育手帳(番号の記載)
- ひとことメモ:控除額は所得税で一般27万円・特別障害者(重度)40万円など。いくら安くなるかは下の節約まとめ記事に実額を書いています
税金・NHK・交通割引などで「結局いくらお得になるの?」が気になる方は、こちらに金額をまとめています。 療育手帳で節約できること、実額でまとめてみた【重度知的障害・A判定パパの記録】
🚗 3.「外出・移動が楽になる」手続き
☐ パーキングパーミット(障害者等用駐車区画の利用証)
- 窓口の目安:都道府県または市区町村の福祉担当課(郵送申請OKの所が多い)
- 必要なもの(目安):療育手帳、申請書
- ひとことメモ:これは全国共通ではありません。東京都など5つの都道県は未導入です。まず自分の県が導入しているかを確認してから申請を
☐ 駐車禁止除外指定車標章
- 窓口の目安:警察署
- 必要なもの(目安):療育手帳、車検証、運転免許証
- ひとことメモ:本人が未成年・知的障害のある方の場合は代理申請になり、委任状が必要なことがあります。パーキングパーミットとは別物です
☐ 各種交通割引(JR・バス・タクシー・航空・有料道路ETC)
- 窓口の目安:各事業者(手帳提示、またはETCは事前登録)
- 必要なもの(目安):療育手帳(ETC割引は事前の申請登録)
- ひとことメモ:事業者ごとに割引率や条件が違います。よく使う交通機関から確認を。割引額の目安は上の節約まとめ記事に
🏠 4.「暮らしの固定費が減る」手続き
☐ NHK受信料の減免
- 窓口の目安:NHK(市区町村の証明が必要な場合あり)
- 必要なもの(目安):療育手帳、住民税の課税状況がわかるもの
- ひとことメモ:全額免除は、知的障害のある方がいて世帯全員が住民税非課税の場合。半額免除は別の要件(重度の方が世帯主など)です
☐ 携帯電話料金の割引
- 窓口の目安:各キャリア(ショップまたはオンライン)
- 必要なもの(目安):療育手帳
- ひとことメモ:ドコモ・au・ソフトバンク等に障害者向けプランがあります。格安SIMは対象外のことが多いので、契約先に確認を
☐ 公共施設の割引
- 窓口の目安:各施設(動物園・美術館・博物館・映画館など)
- 必要なもの(目安):療育手帳
- ひとことメモ:手帳を見せるだけで本人+介護者1名まで無料・割引になる施設が多いです。お出かけ前に公式サイトをチェック
📒 手帳そのものの管理も忘れずに
手当や割引だけでなく、手帳自体の管理も「取得後」の大事な手続きです。
- 再判定(更新):手帳に書かれた「次の判定年月日」を確認
- 引っ越し:転居先の市区町村で手続き
- 紛失・破損:再交付の申請
特に再判定(更新)の忘れは、手当が止まるリスクもある重要ポイントです。我が家はうっかり期限を切らした失敗があるので、別記事にまとめています。
我が家の場合
参考までに、我が家(長男・A判定)が実際に使っている手続きを挙げておきます。
- 自動車税(種別割)の減免:県税事務所で手続きしました。市役所だと思い込んでいて、最初に行く場所を間違えたのは内緒です😅
- パーキングパーミット:鹿児島県は導入しているので利用しています。お出かけ先で駐車区画を堂々と使えるのは、地味にありがたいです
逆に言うと、住んでいる場所によって「使える制度」も「窓口」も変わります。だからこそ、この記事を“地図”にして、最後は自分の自治体で答え合わせをする——この使い方が一番確実です。
大事なこと:窓口も条件も、自治体差が大きい
最後にもう一度だけ。
療育手帳まわりの制度は、自治体や都道府県によって本当にバラバラです。
パーキングパーミットのように「そもそも自分の県にはない」制度もあれば、医療費助成のように「対象等級が市によって違う」ものもあります。
なので、この記事は あたりをつけるための地図 として使ってください。「これ、うちも使えるかも」と思ったら、お住まいの市区町村・県の窓口で確認する。これが遠回りのようで一番の近道です。
窓口がバラバラで大変なのは、本当にその通り。でも、一つずつ潰していけば必ず終わります。我が家の「窓口を間違えてぐったり」した経験が、誰かの時短につながれば嬉しいです🙏
あわせて読みたい記事
療育手帳の取り方と判定基準【A判定・B判定の違いを実体験で解説】