療育手帳の再判定を忘れて期限切れ。判定日は4ヶ月先だった話
正直に告白します。
我が家は前回、長男の療育手帳の再判定をうっかり忘れていました。
「次の判定年月日」のことが、すっかり頭から抜けていて。気づいたときには、すでに有効期限が切れてしまっていたんです。
慌てて児童相談所に予約を入れたものの、予約が混んでいて、判定日は4ヶ月も先。つまり、期限切れからその判定日まで、まるごと空白の期間ができてしまいました。
「通知、来なかったよな…?」
そう思って調べてみたら、驚きの事実がわかりました。療育手帳って、更新の通知が来ない自治体が多いんです。
今日は、同じ失敗をしてほしくない一心で、我が家がたどり着いた「忘れない仕組み」と、児童相談所の予約のコツを書きます😊
療育手帳だけ「通知の谷間」に落ちやすい
きっかけは、市役所勤務の知人のこんな一言でした。
「身体障害者手帳と精神の手帳は、更新の案内が届くようになってるんですよ。でも、療育手帳だけは、そういう仕組みがない自治体が多いんです」
気になって調べてみたら、確かにそうでした。手帳の種類によって、通知の手厚さが全然違うんです。
| 手帳の種類 | 更新通知の仕組み |
|---|---|
| 身体障害者手帳 | 再認定がある人には、県の相談所から約2ヶ月前に書類が届く |
| 精神障害者保健福祉手帳 | LINEで期限を通知するサービスがある自治体も(要登録) |
| 療育手帳 | 全国共通の通知ルートがなく、自治体によって来ない |
身体と精神には「通知の道」がある程度できているのに、療育手帳だけは自治体まかせ。だから、うっかり忘れやすいんですね。
もちろん、療育手帳でも丁寧に通知してくれる自治体はあります。ただ「通知が来るはず」と思い込んでいると、来ない自治体に住んでいた場合に痛い目を見ます。我が家がまさにこれでした。
【2026年6月調査】通知してくれる自治体・くれない自治体
実際に、いくつかの自治体の公式情報を調べてみました。
療育手帳の再判定を、紙で案内してくれる自治体の例:
- 福岡市:次回再判定の約2ヶ月前に通知
- 金沢市:再判定時期の約4ヶ月前に通知書を送付
- 姫路市:判定日を別途、郵送で連絡
LINEで期限を通知するサービスの例:
- 東京都:手続き開始の1週間前にLINEで通知(自分で登録し、期限を入力する方式。本人だけでなく家族にも届く)
- ※こちらは主に精神障害者保健福祉手帳向けのサービスです
通知が明記されていない(自己管理が前提の)例:
- 鹿児島県:県の案内では「手帳に書いてある『次の判定年月日』までに更新を」と、本人が管理する前提の説明になっています
我が家は、まさに「通知が来ない」タイプの地域でした。これを知らずに、自治体からのお知らせを待っていたのが失敗の原因です。
大事なことなので書いておきます。これは 2026年6月時点で、私が各自治体の公式サイトなどで確認できた範囲の情報 です。制度は変わりますし、すべての自治体を調べたわけではありません。
お住まいの自治体がどうなっているかは、必ず福祉の窓口で確認してくださいね。
忘れると、特別児童扶養手当まで止まることがある
「ちょっとくらい期限を過ぎても大丈夫でしょ」と思うかもしれません。私も、気づくまではどこか他人事でした。
でも、これが甘かった。
療育手帳の有効期限が切れていると、特別児童扶養手当(特児)が止まってしまうことがあるんです。
特児は毎年8月に「現況届」を出す必要がありますが、手帳の有期更新が済んでいないと、現況届を出しても手当が支給されない仕組みになっています。
手帳の割引が使えなくなるだけでなく、毎月の手当にまで影響する。しかも再判定は、面談や検査を経て交付まで約2ヶ月かかります。期限が切れてから慌てても、間に合わないんです。
実は、前回うっかり期限を切らしたときの我が家は、まだ手当の対象ではありませんでした。だから運よく、手当への影響はありませんでした。
でも今は違います。再判定で障害の程度が変わり、今は特別児童扶養手当を受けています。だから次こそ、何としても期限切れは避けないといけない。 この記事は、未来の自分への戒めでもあります。
我が家がやっている「忘れない仕組み」
同じ失敗を繰り返さないために、我が家が始めたことを、すぐできる順に書きます。
① まず手帳の「次の判定年月日」を確認する
すべてはここからです。手帳の表紙や中面に、次の判定の時期が書いてあります。まずこれを確認しましょう。
② Googleカレンダーに登録する
私は今回、この記事を書きながらカレンダーに登録しました。判定月の3〜6ヶ月前に通知が来るように設定しています。
念のため「半年前」と「1ヶ月前」の二重で設定しておくと、より安心です。
③ 手帳の期限のページをスマホで撮影しておく
手帳をいつも持ち歩かなくても、写真があればいつでも期限を確認できます。
④ 自治体のLINE通知サービスがあれば登録する
お住まいの自治体に期限通知サービスがあれば、ぜひ登録を。なければ、カレンダー管理でカバーします。
⑤ 相談支援専門員さんに期限を伝えておく
障害児支援のサービスを使っていれば、相談員さんが定期的に会ってくれます。「次の更新はいつ」と共有しておくと、第三者の目が増えます。
⑥ 特児の現況届(毎年8月)と一緒に点検する
毎年必ず来る手続きのタイミングで、手帳の期限も一緒にチェックする。「夏に一回、家族の期限を棚卸し」と決めておくと、忘れにくくなります。
児童相談所の予約は、半年前から動く
これは、私が空白を作ってしまった経験から一番伝えたいことです。
児童相談所(判定をする機関)の予約は、けっこう混み合います。
「期限が近づいてから動けばいいや」と思っていると、予約が取れずに、判定日がどんどん後ろ倒しになっていきます。我が家は、期限が切れてから気づいて予約したのに、判定日はそこからさらに4ヶ月先。空白の期間が長くなってしまった原因が、まさにこれでした。
申請自体は期限の3ヶ月前からできますが、予約の枠を確保しに動くのは、もっと早く、半年前くらいがおすすめです。
早すぎるかな、と思うくらいでちょうどいい。早めに予約だけ取ってしまえば、あとはその日を待つだけです😊
まとめ:通知を待つな、仕組みで守る
療育手帳の更新で大事なのは、たったひとつ。
「通知が来るだろう」と待たないこと。
身体や精神の手帳と違って、療育手帳は通知の谷間に落ちやすい。だからこそ、自分でカレンダーに登録して、半年前から動く。この仕組みさえ作っておけば、もう慌てることはありません。
我が家の「うっかり期限切れ+4ヶ月待ち」が、誰かの「忘れずに済んだ」につながれば嬉しいです🙏