次男が特別支援学級に入るまでの話。長男(特別支援学校)と育ててわかったこと
うちには2人、障害のある子どもがいます。
長男(8歳)は重度知的障害・自閉症スペクトラム。特別支援学校に通っています。 次男(6歳)は発達に凸凹があり、特別支援学級に通っています。
同じ「障害のある子」でも、たどった道は全然違いました。
今日は次男のことを書きます。
気づいたのは保育園の先生の一言から
次男が4歳のとき、保育園の先生からこんな声をかけられました。
「よく転びますね。体幹が少し弱いかもしれません。市の発達相談を受けてみてはどうですか?」
「体幹が弱い」。正直、その時はピンとこなかったです。
でも先生が「相談してみてほしい」と言うのなら、と思って市の保健センターに発達相談の予約を入れました。
発達相談から療育へ
相談を受けて、「療育に通うことを検討してみてください」というアドバイスをもらいました。
そのとき夫婦でこんな話をしました。
「2人目も”普通”ではないのか」
長男のときもそうでした。あの頃の気持ちが戻ってきた。
今は「二人のありのままが”普通”だ」と心から思えています。でもその時の私たちは、視野が狭かった。不安が先に立って、受け入れる余裕がなかった。
そこから、いくつかの療育施設を回りました。
見学して、スタッフと話して、「ここだ」と感じた施設に決めました。 決め手は、言語聴覚士と理学療法士が在籍していること。
福祉サービス受給者証を取得して、現在まで継続して通っています。
通う中でLCスケールなどの検査を受け、次男の発達を定点観測できるようになりました。数値で変化が見えることは、親として本当にありがたかったです。
長男との違い:特別支援学校か、特別支援学級か
就学相談のタイミングで、多くの親が悩む選択肢がこれだと思います。
あくまで個人の感想ですが、私が判断の軸にしたのはこれです。
排泄・食事・着替え・お風呂・睡眠・歯磨き
日常生活に必要なことを、自分でどれくらいできるか。
こうした基本的な動作全てに手伝いが必要な子は、基本的に特別支援学校が向いていると感じています。長男はまさにそのパターンでした。
次男は発達に凸凹はあるけれど、日常生活の多くのことは自分でできます。感情の起伏が激しい面や姿勢保持が苦手な面はあります。でも、それ以上に「伸ばしたいいいところ」もたくさんある。
就学相談、特別支援学級を選んだ理由
「普通学級と特別支援学級、どちらがいいか」。少し迷いました。
でも、長男の就学相談のときに特別支援学級も見学していたので、判断の軸がすでにありました。
次男の状況を見て思ったのは、サポートがあれば学習も学校生活も過ごせるのではないか、ということ。弱みを補うことも大事。でも、それよりも彼のいいところを伸ばしていきたい。その環境として、特別支援学級を選びました。
入学後、実際どうだったか
入学前は正直、いろいろ心配していました。
でも、一安心しています。
交流学級(普通学級)と特別支援学級を、一人で行き来できています。最初は難しいかと思っていたけれど、本人がちゃんと理解して動けている。
高学年のお兄ちゃんお姉ちゃんとも交流できているようで、学校という場所に居場所を見つけてくれているようです。
放課後等デイサービスは3施設に2日ずつ通っています。共働きのため、1施設では賄えなかった。それでも次男本人が「今日はどこの日」と理解して動いてくれているのが、親としてはホッとしています。
学校選びで気をつけてほしいこと
小学校の先生をしている身内から、就学相談の時期にこんなことを言われました。
「特別支援学級を見れば、その学校が力を入れているかどうかが一発でわかる。うまくいっていない学校では、仕事ができない教師が割り当てられていることがある」
正直、刺さりました。
当たりくじを引く必要はない。でも、ハズレくじを引かないためには、親が動かないといけない。
就学相談は一度見学に行くだけで終わらせず、支援学級の様子をじっくり見てほしいです。担任の先生が子どもにどう接しているか。掲示物や教室の環境が整っているか。直接感じ取ることが、一番の情報源になります。
まとめ
- 4歳のとき、保育園の先生から体幹の弱さを指摘されたのがきっかけ
- 市の発達相談を経て、療育へ。言語聴覚士・理学療法士のいる施設を選んだ
- 「日常生活を自分でできるか」が、支援学校か支援学級かを考えるひとつの軸になった
- 弱みだけでなく「いいところを伸ばす」という視点で特別支援学級を選択
- 入学後は交流学級との行き来もでき、本人なりに学校に馴染んでいる
- 学校選びでは「ハズレくじを引かない」ために親が動くことが大事
同じように悩んでいるパパ・ママの参考になれば嬉しいです😊