障害のある子どもを持つ家庭が受けられる手当・支援まとめ【2025年度版】
長男の障害が分かったとき、最初は制度のことなんて何も知りませんでした。
「どんな支援が受けられるの?」「どこに申請しに行けばいいの?」
分からないことだらけで、気づいたら申請できていた制度がいくつもありました。
同じように困っている方のために、受給している手当・支援を全部まとめて書きます。
主な手当・支援の一覧
| 支援の種類 | 金額(月額) | 申請先 |
|---|---|---|
| 特別児童扶養手当(1級) | 56,800円 | 市区町村 |
| 特別児童扶養手当(2級) | 37,830円 | 市区町村 |
| 障害児福祉手当 | 16,100円 | 市区町村 |
| 医療費助成(重度心身障害者) | 自己負担が大幅軽減 | 市区町村 |
| 特別支援学校就学奨励費 | 内容による | 学校経由 |
※金額は2025年度(令和7年度)4月改定後の最新額です。
① 特別児童扶養手当
最も受給者が多く、金額も大きい手当です。
制度を知ることが、受け取るための第一歩
対象
20歳未満で、中度以上の障害がある子どもを養育している保護者が対象。
- 身体障害:1〜3級程度
- 知的障害:中度〜重度
- 精神障害(発達障害含む):一定以上の障害の状態
療育手帳や身体障害者手帳があれば、取得している等級を参考に確認できます。
支給額(令和7年4月〜)
| 区分 | 月額 |
|---|---|
| 1級(重度) | 56,800円 |
| 2級(中度) | 37,830円 |
支給時期
年3回(4月・8月・12月)。まとめて振り込まれます。
所得制限
受給者(保護者)本人の所得に制限があります。
| 扶養親族の数 | 所得の上限(目安) |
|---|---|
| 0人 | 459.6万円未満 |
| 1人 | 497.6万円未満 |
| 2人 | 535.6万円未満 |
| 3人 | 573.6万円未満 |
※「所得」は給与収入そのものではなく、給与所得控除後の金額です。
配偶者・扶養義務者(祖父母など)にも別途所得制限あり。
ポイント:所得が制限を超えていても、配偶者・子どもの収入によっては受給できるケースがあります。「うちは無理かも」と諦めずに窓口で確認することをおすすめします。
② 障害児福祉手当
特別児童扶養手当と併給できる手当です。
対象
20歳未満で重度の障害があり、日常的に介護が必要な児童本人が受給者。
(特別児童扶養手当は「養育する保護者」が受給しますが、こちらは「障害のある子ども本人」が対象)
支給額
月額16,100円(令和7年度)
年4回(2月・5月・8月・11月)に支給されます。
注意点
- 障害年金を受給している場合は併給不可(20歳以上になると障害年金の対象になるため、そのタイミングで切り替わります)
- 入院・施設入所が3ヶ月を超えると支給が止まります
③ 医療費助成
医療費の負担軽減は、通院が多い障害児家庭には特に大きい
重度の障害がある子どもは、多くの自治体で医療費がほぼ無料になります。
重度心身障害者医療費助成
都道府県・市区町村の制度で、対象や内容は自治体によって異なります。鹿児島市の場合、療育手帳A判定(重度)があれば、医療機関の自己負担がほぼ0円になっています。
長男の場合、月に複数回の通院・受診があるので、この制度がなければ相当な出費になっていました。
自立支援医療(育成医療・精神通院)
手術や一定の治療が必要な場合、医療費の自己負担が原則1割に軽減されます。
世帯収入に応じた月額上限も設定されており、多くの家庭では上限5,000〜10,000円程度で収まります。
④ 特別支援学校 就学奨励費
特別支援学校に通う児童は、就学に必要な費用の一部を補助してもらえます。
補助の対象は:
- 学校用品費・体育実技用品費
- 修学旅行費
- 学校給食費
- 通学費(一定条件あり)
金額は学校・自治体によって異なりますが、実体験としては1回5,820円程度の就学奨励費が2月に振り込まれました。
申請で大切なこと
「知らないと受け取れない」制度ばかりです。
自動的にもらえるものはほぼありません。自分から申請に行く必要があります。
最初の相談先
- 市区町村の障害福祉課(手帳・手当・医療費助成の窓口)
- 特別支援学校の担任・コーディネーター(就学奨励費や学校関係の支援)
- 相談支援事業所(放課後デイや日常の支援全般)
子どもの障害が分かったタイミングで、一度市役所の障害福祉課に相談しに行くのが一番早いと思います。
実際に受給している金額(参考)
うちの場合(長男:重度知的障害+自閉症スペクトラム、療育手帳A判定)
| 手当 | 月額換算 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当(1級) | 56,800円 |
| 障害児福祉手当 | 16,100円 |
| 合計 | 約72,900円 |
これに医療費助成・就学奨励費が加わります。
「手当をもらって当然」という感覚ではなく、「子どものために使える資源として、制度をちゃんと使う」という意識で申請しています。
情報を知っているかどうかで、家庭の負担がかなり変わります。同じ境遇の方に、少しでも役立てば嬉しいです😊
※金額は2025年度(令和7年度)の情報です。制度改定により変更になる場合があります。詳細はお住まいの市区町村窓口でご確認ください。